こんにちは!Yukaです!
SEO対策でキーワード選びが重要だって聞いたから、検索上位のキーワードを使えばいっか!
ちょっと待ってください!
キーワード選定が重要なのはもちろんなのですが…安易に検索上位のキーワードを使っても…残念ながら
SEO対策にはなっていません!!!
安易に上位検索のワードを選定すると、競合サイトが強すぎて、この中で上位表示を狙っているのは不可能に等しいです。(どんどん難易度も上がってきています…)
つまり、上位表示を狙っていくためには…「競合サイトの少ないキーワードを狙って上位表示する」ことを意識すればいいんです!
仕組ややり方を理解すれば、誰でもできるようになるのでぜひ、みなさんもこの記事を読んで一緒に手を動かしてみてください!
キーワード選定とは?
キーワード選定とは…
Webサイトやブログ記事で、検索上位を取りたい「単語」や「単語の組み合わせ」を決めることです。
例えば、ネットで旅先を調べようとしたときに
「旅行 おすすめ」「旅行 日本 おすすめ」
など単語や複数の単語を合わせて検索しますよね。
この文字の組み合わせが「キーワード」です。
ユーザーがどんな悩みを持ち、どんな検索ワードで検索するのか?を考える必要がありますよね。
キーワード選定の基礎
キーワード検索のボリューム
キーワードには、「検索ボリューム」があります。
検索ボリュームとは、月間検索回数のことです。つまり、1ヶ月に何回そのキーワードが検索されたかというもの。
ここで覚えてほしいことはこの2つ!
- ビックキーワード
・月間検索数1万以上
・大体1~2ワードで構成
※ユーザーの悩みの範囲が広く、悩み度合いは薄い傾向 - ミドルキーワード
・月間検索数1000~1万
・大体2~3ワードで構成 - ロングテールキーワード(=スモールキーワード)
・月間検索数1000以下
・大体3ワード以上で構成
※ユーザーの悩みの範囲が狭く、悩み度合いも強い傾向
つまりどういうことかというと…
【旅行を検索する場合】
- 「旅行」で検索する人=ビックワード検索
→漠然と旅行に行きたいなぁ~と思っている人で、まだ行先も時期も決まっておらず、悩み度合いは薄い。
「海外旅行のおすすめが知りたい」「おすすめの九州旅行が知りたい」など様々な悩みが混在! - 「旅行 6月 関東おすすめ」で検索する人=ロングリテール検索
→具体的に場所も時期も決まっており、悩み度合いは強い。
ロングリテールになればなるほど、悩みの範囲は狭く具体的!
ビックキーワードほど購入意欲が低く、ロングテールキーワードほど購入意欲が高いということ!
ビックキーワードのほうが多くの人にアプローチすることができ効率的に見えますが、競合も多くここで上位表示を狙うのはとても難しいです。特に、初心者さんがいきなりここに挑戦しても勝てない可能性のほうが高いのでおすすめしません。
一方、ロングテールキーワードは、検索ボリュームが少なくても、ユーザーのニーズが明確かつ、競合が少ないため、初心者さんでも上位表示を狙うことが可能です。
また、ユーザーの悩みが具体的で悩み度合いも高いため、売り上げに繋げることもできるんです!
SEOキーワードの種類
SEOキーワードの主な種類は主に4つです。
種類 | 概要 | 例 |
knowクエリ | 何かを「知りたい」という悩み解決のキーワード |
|
Doクエリ | 何かを「したい」という悩みがあるキーワード |
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Goクエリ | どこかに「行きたい」という悩みがあるキーワード |
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Buyクエリ | 何かを「買いたい」という悩みがあるキーワード |
|
この4つの種類をしっかり押さえる=ユーザーの悩み・なぜ検索に至ったかを理解することに繋がります。
ユーザーの検索意図を把握できているか?が正しいキーワード選定の第一歩!
初心者さんもできるキーワード選定のやり方
それでは、ここからは具体的に「キーワード選定のやり方」を紹介します。
実際にこの手順で実践してみてください!
- メインキーワードを決める
- ペルソナやその悩みを書きだす
- 関連するキーワードを洗い出す
- キーワードの選択ボリュームを確認する
- 関連するキーワードを細分化する
1つずつ詳細をご紹介していきますね!
①メインキーワードを決める
まずは、メインとなるキーワードを1つ決めます。
このときに意識するのは、「ブログのテーマ・ジャンル」に沿ったものを選んでください。
例えば、「SEO対策」と「ブログ」。
「ブログ」だと抽象度が高く、関連する範囲が広すぎてしまいます。一方、ブログの中でも「SEO対策」だとSEO対策のやり方など、より具体的な内容となるためクオリティの高い記事になるというわけです!
(参考画像いれる)
ブログ・SEO対策の関連ワードの例
②ペルソナやその悩みを書きだす
次に、Webサイトやブログ、記事の読者となりうる人物像をイメージしてみてください。
ここで重要なのは、漠然としたターゲット層ではなく、より具体的にペルソナを定めることです。
ひとりのユーザー像をより具体的にイメージしたもの。
架空のユーザー像のこと。
例えば…
32歳女性独身会社員マーケター月収600万円(画像)
このように、ユーザーのイメージを具体的にどんどん膨らませていくことが重要!
このペルソナ(たった一人の人物像)に届ける記事を書くことで、自分のターゲットとする層に響く文章が書けるようになります!
③関連するキーワードを洗い出す
ここでは、②で決めたペルソナをイメージしながら、①で定めたキーワードに関係するキーワードを探していきます。
メインのキーワードに関連性の高いキーワードのこと。
例えば、「ラッコキーワード」という無料ツールを使えば、簡単に「関連キーワード」を探すことができます!
ちなみに、こんな感じです!
(画像入れる)SEO対策
このようにたくさんの関連キーワードが出てきます。そしてここから、自分のWebサイト、ブログ記事に合う関連キーワードを選定していきます。
④キーワードの選択ボリュームを確認する
次は、③で調べた関連キーワードの「検索ボリューム」をしっかり調べていきます!
ユーザーに検索された回数のこと、
なぜ検索ボリュームを調べるかというと、「検索回数=キーワードの需要の大きさ」となるからです。
検索されているワード程、ユーザーからの需要は高いということ!
例えば、Googleが無料で提供している「キーワードプランナー」で検索のボリュームを調べることもできます!
(画像)
⑤関連するキーワードを細分化する
ここで、さらに関連ワードを細かく分類していきます。
例えば、「SEO対策」の検索ボリュームは膨大な数となるため、これらを細分化していきます。
④と同様、「SEO対策始め方」で再度「関連キーワード」を洗い出すという手順です。
すると、これだけの関連キーワードがさらに表示さます!
(画像)
そして、ここから再度検索ボリュームを検索するという、繰り返しです!
キーワード選定におすすめのツール
- ラッコキーワード
- Googleキーワードプランナー
- ウーバーサジェスト
- Googleサーチコンソール
1つずつ簡単にご紹介します!
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、関連キーワードを洗い出すときにとても便利なツールです!
無料で使うことができますが、有料プランにすると検索ボリュームや難易度を表示してくれ、キーワードの分類分けまでしてくれます。
Googleキーワードプランナー
キーワードプランナーは、検索ぼゆーむを確認するのに役立つツールです。
これも、無料で使うことができますが、検索ボリュームの表記がざっくりと曖昧です。
そのため、無料で使う場合は、ラッコキーワードやウーバーサジェストも一緒に使うのがおすすめです。
ウーバーサジェスト
ウーバーサジェストは、検索ボリュームだけでなく、被リンクの確認やきょう後のリサーチなどができる万能ツールです。
月額2,999円から利用可能です。
Googleの拡張機能を使えば、無料で1日40回キーワード検索を調べることができるので、こちらもおすすめです。
私も実際にこの機能を使っています!
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、Googleの検索において、現状の流入している検索ワードを知ることができるツールです。Webサイトの掲載順位を見たり、管理、改善にも役立ちます、
また、Googleの検索結果に表示がさないという事象が起きた場合に、その原因を調べることができたりします!
SEO対策を改善、強化していくためには必須のツールです!
注意が必要なキーワード
ここまで、キーワード選定の方法についてお伝えしてきましたが、使うのを避けた方がいいキーワードもあります!頭の片隅に置いておいてください!
競合が強いキーワード
大手のメディアや権威性の強いサイトなどであれば、個人ブログで太刀打ちできない場合が多いです。大手は莫大な費用とたくさんのプロで戦っているので当然です。
選定したキーワードで上位表示されているWebサイトを確認し、勝ち目があるかどうか見てみましょう。
その場合は、「ロングテールキーワード」を思い出してください!
関連のあるキーワードを足して、上位表示を狙えそうなものを再リサーチが必要です。
検索ボリュームが少なすぎるキーワード
競合が強いキーワードを避けた方がいいからといって、あまりにも検索ボリュームが少なすぎるものもNGです。
なぜなら、そもそもそのキーワードで検索する人がいないということだからです。
これは、リサーチ不足です。
狙うキーワードが決まったら、月間検索ボリュームをリサーチしましょう!月間検索ボリュームが0や10などであれば、検索される可能性がとても低いので要注意です。
○○の悩みを持ったユーザーであれば、どんなキーワードを使って選定しているかな?という、ユーザーの検索意図からキーワードを選定しなおしてみてください!
自身のメディアと全く関連性のないキーワード
キーワード選定に慣れてくると、よくあるのがこれです。
キーワードを意識しすぎるあまり、自身のWebサイトのコンセプトからかけ離れてしまうことって意外とよくあります。初心者さんは気をつけましょう!
これも、ペルソナ設定したユーザーがどんな検索意図でその記事を読み、Webサイトに訪れているのかを考えながらキーワード選定することで防ぐことができます。
おわりに
本日は、SEO対策の基本となる
- キーワード選定とは
- キーワード選定のやり方5ステップ
- キーワード選定のポイント・注意点
をお伝えしました!
初心者さんは、キーワード選定と聞くと難しく考えてしまいがちですが、実は一度仕組みややり方を知っておけば、意外とシンプルで簡単なんです。
そして、便利なことに…キーワード選定に役立つツールもたくさんありますよね。
初心者さんも使いやすいので、ぜひ手を動かしてどんどん使ってみてください!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!